【現場がラクになる】FAIRINOのコンパクトコントローラーがスゴい理由
- ロボットチームKI
- 26 分前
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製造現場の自動化を考えたとき、最初にぶつかるのが 「スペースがない」問題 です。ロボット本体だけでなく、制御盤や配線スペースまで必要となると、協働ロボット導入をあきらめてしまうケースも少なくありません。
そこで注目したいのが、協働ロボット Fairino(フェアリノ) の「コンパクトコントローラー」。“手のひらサイズ級”の小さな筐体に、現場で必要な制御機能をギュッと詰め込んだ、まさに 省スペース自動化のキーマン です。
コンパクトコントローラーとは?
ロボットの動きを司る“頭脳”がコントローラーです。従来は大きな制御盤や専用ラックが必要で、設置スペースや配線ルートに悩むのが当たり前でした。
Fairinoのコンパクトコントローラーは、その常識を大きく更新します。
幅約25cmクラスの小型筐体(機種による)
重量2kg台のモデルもあり、片手で持てるサイズ感
デスク下や作業台の横など、ちょっとした空きスペースに設置可能
「ロボットは場所を取る」というイメージを、良い意味で裏切ってくれる存在です。
Fairinoコンパクトコントローラーが選ばれる5つの理由
① スペースを取らない ― 小さな現場でも導入しやすい
制御盤で床面を占有せず、作業台の下やラックの一角にサッと収納可能。セル生産や検査工程など、“半畳レベル”のスペース でも協働ロボットを組み込みやすくなります。
「作業台の下にコントローラーが収まって、現場がスッキリした」といった声も多く、レイアウトに制約のある中小工場に特にマッチします。
② レイアウト変更がラク ― 移設前提の自動化に強い
軽量コンパクトなので、レイアウト変更や設備入れ替えの際も取り回しが簡単。キャスター付き架台と組み合わせれば、
昼:加工機の前でワーク供給
夜:検査ブースで外観検査の自動化
といった 「1台で複数工程を回す運用」 も現実的になります。
③ 配線スッキリで立ち上げもスムーズ
本体とコントローラーの距離が短くて済むため、配線がごちゃつきにくく、制御盤まわりのトラブルも減少します。
ケーブル長が短い → ノイズリスク低減
配線工数が減る → 立ち上げ期間の短縮
シンプルな構成 → 保守・トラブルシュートが楽
結果として、導入コストと立ち上げリードタイムの双方を削減 できます。
④ 操作しやすいUI ― 初めてのロボットでも迷わない
コンパクトなのは筐体だけではありません。操作も“コンパクト思考”です。
片手で扱える Smart Tool(スマートツール)
タブレット感覚のティーチング画面
直感的なアイコン・ブロック操作
専門的なロボットプログラム言語を知らなくても、「動かしながら覚える」スタイルの教育 が可能です。現場の若手オペレーターでも、短時間で実務レベルまで到達できます。
⑤ コストパフォーマンスが高い ― 制御盤レス構成も視野に
条件によっては別置きの制御盤や大型電源設備が不要となり、
盤製作費
盤スペースの設備費
立ち上げのエンジニアリングコスト
をまとめて圧縮できます。
「1台目の協働ロボット」 や、「小さな工程から始めるスモールスタート」 にも最適な価格帯です。
こんな現場にこそFairinoのコンパクトコントローラー
検査工程・梱包工程など、狭いスペースで作業しているライン
加工工程と検査工程など、日によって役割を変えたいフレキシブルなライン
設備更新のサイクルが早く、レイアウト変更が頻発する工場
「まずは1台だけ」「1工程だけ」からロボット化を試したい中小工場
「場所の都合でロボット化を諦めていた工程」が、Fairinoなら候補に上がってくるはずです。
まとめ:現場の自由度を上げる“ちょうどいい頭脳”
Fairinoのコンパクトコントローラーは、単なる“小さい制御装置”ではありません。
スペースを取らない
移設がラク
配線がシンプル
操作がわかりやすい
導入コストも抑えられる
という特長によって、現場の自由度そのものを引き上げるプラットフォーム になっています。
「スペースがないから、ロボット導入は難しい」
そう感じていた現場こそ、Fairinoを検討する価値があります。






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