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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Workpiece User Coordinate Setup

ワーク座標設定とは?

ワーク座標設定とは、治具や製品ごとに固有の座標系(ユーザー座標)を定義し、ロボットが“どこを基準に作業するか”を正確に認識させる作業である。原点(位置)、X方向(向き)、XY面(姿勢)を三点法・四点法で定義し、図面寸法をそのままティーチングに活用できる点が大きな利点となる。治具の位置ばらつきや作業者によるセット差を吸収し、ピッキング・組立・検査などの動作精度を安定させる役割を持つ。


製造現場では、段取り替えのたびに動作プログラムを修正すると工数が増えるため、座標系だけを更新し、プログラム本体は共通化する運用が一般的である。ワーク座標が適切に設定されていれば、品種切替時の再ティーチングを最小化でき、多品種少量生産に強いシステム構築が可能となる。


設定時のポイントは、座標系の整合、治具基準の再現性、補正量の管理など。協働ロボットFAIRINOではフリードライブ操作による直感的な座標取得や、3Dビューでの確認が容易で、段取り替え工数を大幅に削減できる。


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