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Throughput
スループット
スループットとは、**一定時間内に処理・生産・搬送できる数量(処理能力)**を示す指標です。
生産ライン、ロボットシステム、通信システムなどで使用される用語で、単位時間あたりにどれだけの作業をこなせるかを表します。
製造業では、1時間あたりの生産数 や1分あたりの処理数として表されることが多く、ライン能力や設備性能を評価する重要な指標です。
スループットはサイクルタイムやタクトタイムと密接に関係しており、サイクルタイムが短いほどスループットは高くなります。
通常は
個 / 時間
個 / 分
台 / 時間
件 / 秒
などで表されます。
■スループットの意味
処理数 / 時間 = スループット
<例>
1時間で120個 → スループット = 120個/h
■サイクルタイムとの関係
スループット = 1 / サイクルタイム
<例>
◆サイクル | ◆スループット |
1秒 | 3600個/h |
5秒 | 720個/h |
10秒 | 360個/h |
サイクルが短いほど多い。
■タクトタイムとの関係
◆用語 | ◆意味 |
タクトタイム | 必要な間隔 |
サイクルタイム | 実際の時間 |
スループット | 処理量 |
<関係>
サイクル ≤ タクト → 必要スループット達成
■スループットが重要な理由
◆理由 | ◆内容 |
生産能力 | 判断 |
設備選定 | 必須 |
ROI | 投資 |
ライン設計 | 基準 |
コスト | 人数 |
設備設計の最重要指標。
■スループットの例
1サイクル = 5秒
→ 12回 / 分
→ 720回 / 時間
スループット = 720個/h
■スループットに影響する要素
◆要素 | ◆内容 |
サイクルタイム | 最重要 |
整定時間 | 停止 |
加速度 | 応答 |
可搬重量 | 負荷 |
制御周期 | 応答 |
同時動作 | 効率 |
ほぼ全性能に関係。
■スループットを上げる方法
◆方法 | ◆内容 |
サイクル短縮 | 高速 |
並列化 | 台数 |
同時動作 | 効率 |
自動化 | 安定 |
軌跡最適 | 時間減 |
ライン設計で決まる。
■FA・ロボットでの使用例
◆用途 | ◆内容 |
搬送ライン | 個/h |
組立ライン | 台/h |
検査装置 | 件/min |
通信 | bit/s |
半導体 | wafers/h |
分野で単位が変わる。
■関連用語
◆用語 | ◆内容 |
サイクルタイム | 実時間 |
タクトタイム | 必要時間 |
最大速度 | 動作 |
最大加速度 | 応答 |
整定時間 | 安定 |
■まとめ
スループットとは、単位時間あたりに処理できる数量を示す指標です。
サイクルタイムやタクトタイムと密接に関係し、生産ラインやロボット性能を評価する最も重要な指標の一つです。
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