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RS-232C: Serial Communication Standard for Industrial Equipment
RS-232C
RS-232C(Recommended Standard 232C)とは、コンピュータと周辺機器を接続するためのシリアル通信規格です。
1960年代に策定された古い規格ですが、現在も
計測機器
産業機器
ロボット制御装置
PLC周辺機器
などで利用されています。
■ 通信の基本特徴
① シリアル通信
データを1ビットずつ順番に送信。
② ポイントツーポイント接続
1対1通信(マルチドロップ不可)。
③ 電圧レベル通信
±3V〜±15Vの電圧で信号伝達。
④ 非同期通信
クロック信号を使わない。
■ 主な仕様
項目 | 内容 |
最大通信距離 | 約15m(条件による) |
通信速度 | 最大115.2kbps程度 |
コネクタ | D-sub 9ピン / 25ピン |
通信方式 | 全二重 |
■ ロボット・FA分野での活用例
ティーチングペンダント通信
センサ・バーコードリーダ接続
古いPLC設定通信
計測器データ取得
モデム接続
特に旧設備では今も現役です。
■ RS-485との違い
項目 | RS-232C | RS-485 |
接続形態 | 1対1 | マルチドロップ可 |
通信距離 | 短い | 長距離可 |
ノイズ耐性 | 低い | 高い |
工場環境ではRS-485の方が適しています。
■ USBとの関係
現在のPCにはRS-232Cポートがないため、
USB-シリアル変換アダプタ
がよく使用されます。
■ メリット
シンプル構造
設定が容易
実績が豊富
古い設備との互換性
■ 注意点(現場目線)
ノイズに弱い
長距離不可
低速
セキュリティ機能なし
外部接続には不向きです。
■ 現場目線での意義
RS-232Cは、
「旧設備と現代システムをつなぐ橋渡し規格」
です。
リプレースやIoT化では、
ゲートウェイ変換
シリアル→Ethernet変換
が重要になります。
■ まとめ
RS-232Cとは、
コンピュータと機器を接続するための古典的なシリアル通信規格
です。
現在はEthernet系に移行が進むものの、産業現場では依然として利用されています。
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