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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Robot Dead Zone: Definition, Blind Spots, and Layout Considerations

デッドゾ-ン(死角)

デッドゾーン(Dead Zone)とは、ロボットのリーチ内に見えていても、実際にはアーム構造や関節可動制限によりエンドエフェクター(TCP)が到達できない領域を指します。

一般に「死角」とも呼ばれ、ロボットレイアウト設計で見落とされやすい重要ポイントです。


デッドゾーンが発生する主な要因は、

  • 関節の可動角度制限

  • 手首姿勢制約

  • ベース直近や真上・真下の構造制限

  • 干渉回避によるソフト制限

などです。


特に多関節ロボットでは、

  • ベース直下

  • アームの内側

  • 過度に近い位置

がデッドゾーンになりやすく、「リーチが長い=近くも得意」とは限りません。


実務では、デッドゾーンを考慮せずにレイアウトすると、

  • 取りたいワークに手が届かない

  • 姿勢が不安定になる

  • 無理な軌道でサイクルタイムが悪化

といった問題が発生します。


そのため設計段階では、

  • 3Dシミュレーション

  • オフラインティーチング

  • 実機での到達確認

によって、**実際に使える作業領域(有効ワークエリア)**を検証することが必須です。


協働ロボットでは、安全上の理由で速度・姿勢制限が加わるため、デッドゾーンはさらに広がる傾向があります。


つまりデッドゾーン(死角)とは、

「届くはず」と思い込みやすいが、実際には使えない領域であり、ロボット導入失敗の典型的な落とし穴

と言えます。

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