
Rated Speed (Rated Rotational Speed)
定格回転速度
定格回転速度とは、モーターが定格条件(定格電圧・定格負荷)で連続運転できる回転速度を示す仕様値です。モーターの性能を示す重要な指標の一つで、通常は rpm(revolutions per minute:毎分回転数) で表されます。
定格回転速度 は、モーターが安定した状態で長時間運転できる回転速度であり、装置設計やモーター選定の際に重要な基準となります。
例えば、モーター仕様に「定格回転速度 3000 rpm」と記載されている場合、そのモーターは毎分3000回転で連続運転できる性能を持っています。
■回転速度の基本概念
回転速度とは、モーターの軸が1分間に何回回転するかを示す値です。
◆単位
rpm(revolutions per minute)
◆例
◆回転速度 | ◆内容 |
1000 rpm | 1分間に1000回転 |
3000 rpm | 1分間に3000回転 |
6000 rpm | 高速回転 |
■定格回転速度と出力の関係
モーターの出力はトルクと回転速度で決まります。
◆計算式
P(kW) = T(Nm) × 回転数(rpm) ÷ 9550
◆記号 | ◆意味 |
P | 出力 |
T | トルク |
rpm | 回転速度 |
つまり
回転速度が高い
トルクが大きい
ほど、出力が大きくなります。
■定格回転速度の例
サーボモーターの一般的な仕様
◆モーター | ◆定格回転速度 |
小型サーボ | 3000 rpm |
高速サーボ | 5000 rpm |
超高速サーボ | 6000 rpm |
多くの産業用サーボモーターでは、3000 rpmが標準仕様となっています。
■FA・ロボットでの定格回転速度
工場の自動化設備では、次の用途で重要です。
◆用途 | ◆内容 |
ロボット関節 | 動作速度 |
搬送装置 | コンベア速度 |
工作機械 | 主軸回転 |
回転テーブル | 位置決め |
例えば
サーボモーター定格回転速度:3000 rpm
この場合、3000rpmで連続運転できます。
■定格回転速度と最大回転速度
モーターには2種類の速度仕様があります。
◆項目 | ◆内容 |
定格回転速度 | 連続運転可能 |
最大回転速度 | 短時間のみ |
最大回転速度は通常、定格速度の1.5〜2倍程度になることがあります。
■定格回転速度のメリット(適正選定)
適切な回転速度を選ぶことで
◆メリット | ◆内容 |
安定運転 | モーター負荷低減 |
高効率 | エネルギー最適化 |
長寿命 | 過負荷防止 |
装置性能 | 動作速度最適化 |
モーター選定では非常に重要な指標です。
■まとめ
定格回転速度とは、モーターが定格条件で連続運転できる回転速度を示す仕様値です。
単位はrpmで表され、ロボット、搬送装置、工作機械などFA設備のモーター選定において重要な性能指標となります。
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