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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Mirroring (Replication of Teaching Data) in Industrial Robotics

ミラーリング(教示データの転用)

ミラーリングとは、既に作成・検証済みのロボット教示データ(プログラムやティーチポイント)を、別のロボットや対称配置ラインに転用する技術です。


左右対称の設備構成や複数台展開時に、座標変換や姿勢反転を行いながら再利用します。


量産ラインの標準化と立上げ時間短縮を目的とした運用手法です。


■主な活用例


ミラーリングは以下の場面で活用されます。


  • 左右対称ラインの構築

  • 多台数ロボット展開

  • 海外工場への横展開

  • 標準セルの複製


検証済みデータを活用することで品質安定に寄与します。


■仕組み


ミラーリングでは以下が重要になります。


  • 座標系変換

  • ユーザー座標の再設定

  • TCP整合

  • 反転軸の定義

  • オフセット補正


単純コピーではなく、幾何学的変換処理が必要です。


■メリット


  • 立上げ期間短縮

  • ティーチング工数削減

  • 品質ばらつき抑制

  • 標準化推進


グローバル展開企業では必須手法です。


■設計時の重要ポイント(プロ視点)


検討すべき要素は以下です。


  • 座標系の完全一致確認

  • ワーク固定精度

  • 干渉チェック再実施

  • 特異点発生有無

  • 安全ゾーン再設定


特に重要なのは、ミラー適用後の干渉再検証です。


反転により予期しない姿勢変化が発生する場合があります。


■協働ロボットでの活用


協働ロボットでは、


  • 小型セル複製

  • レイアウト変更対応

  • 改善内容の迅速展開


に活用されます。


標準化と柔軟性を両立する運用技術です。

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