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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Lockout / Tagout (LOTO) Procedure in Industrial Machinery Safety

ロックアウト/タグアウト(LOTO)

ロックアウト/タグアウト(LOTO)とは、設備の保守・点検・清掃・段取り替え作業中に、機械が意図せず起動しないようエネルギー源を遮断・固定し、明確に表示する安全管理手法です。


主に以下のエネルギー源を対象とします。


・電気・空圧・油圧・蒸気・重力(落下エネルギー)・ばね力・蓄圧エネルギー


単にスイッチを切るだけでは不十分で、


**物理的に再投入できない状態にすること(ロックアウト)と、

 作業中であることを明示すること(タグアウト)**


がセットで実施されます。


■ロックアウトとタグアウトの違い


・ロックアウト(Lockout) → ブレーカーやバルブを施錠し、再通電・再加圧を物理的に防止する

・タグアウト(Tagout) → 「作業中」「投入禁止」などの警告タグを表示し、第三者による誤操作を防ぐ


原則として、ロックアウトが最優先であり、タグアウトは補完的措置です。


■LOTOが必要な理由


設備事故の多くは、保守・点検中の「予期せぬ再起動」によって発生します。


例えば、


・他作業者が誤って電源を投入

・自動復帰機能が作動

・残留圧力によるシリンダー動作

・慣性力による回転継続

これらを防ぐため、エネルギーの完全遮断と残留エネルギーの放出確認が不可欠です。


LOTOは、労働安全衛生管理における最重要対策の一つです。


■ロボット設備におけるLOTO


産業用ロボットや協働ロボットでも、LOTOは必須です。


特に注意すべきポイントは以下です。


・サーボ電源遮断

・ブレーキ保持力の確認

・外部軸

・コンベア連動停止

・エア供給遮断

・残留電圧

・残留圧力確認

ロボットは停止して見えても、内部にエネルギーが残留している場合があります。


そのため、停止確認 → エネルギー遮断 → 施錠 → タグ表示 → 作業開始の手順を徹底する必要があります。


■設計者・管理者視点での重要ポイント


LOTOは個人任せにしてはいけません。


・手順書の標準化

・ロック装置の共通化

・教育訓練の実施

・定期監査

・複数人作業時の個別施錠ルール


特に複数作業者が関与する場合は、「最後の1人が外す」ルールを徹底しなければなりません。


LOTOは、安全装置ではなく“運用管理を含めた安全文化”です。

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