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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Industrial Robot

産業用ロボット

産業用ロボットとは、工場や生産現場で使われる自動化用ロボットのことです。製品や部品を搬送する、組み立てる、溶接する、塗装する、検査する、箱詰めするなど、さまざまな作業を自動で行うために使われます。


一般的な定義では、複数の軸を持ち、プログラムによって動作を変えられる自動機械を指します。人の代わりに単純反復作業を行うだけでなく、高速、高精度、高再現性が求められる工程にも使われます。製造業では、自動車、電機、食品、医薬、物流、金属加工、樹脂成形など幅広い分野で導入されています。


産業用ロボットには、垂直多関節ロボット、スカラロボット、直交ロボット、パラレルリンク型ロボット、協働ロボットなど、さまざまな形式があります。これらは用途や求められる動きに応じて使い分けられます。


つまり産業用ロボットとは、工場の作業を自動化し、生産性や品質を高めるための programmable な機械装置です。



■産業用ロボットの役割


産業用ロボットの主な役割は、人が行っていた作業の一部または全部を自動化し、生産現場を安定化、高効率化することです。


主に次のような目的で使われます。


・搬送作業の自動化

・組立作業の自動化

・溶接や塗装の自動化

・検査や測定の自動化

・箱詰め、パレタイジングの自動化

・危険作業や高負荷作業の置換

・品質ばらつきの低減

・人手不足への対応


つまり、産業用ロボットは人の作業を補完、代替しながら、生産性と品質を高めるための中核設備です。



■なぜ重要なのか


製造現場では、人手不足、技能者不足、品質安定化、コスト低減、納期短縮といった課題が常にあります。産業用ロボットは、こうした課題に対して非常に有効な手段です。特に、単純反復作業や24時間稼働が求められる工程では、ロボット導入の効果が大きくなります。


産業用ロボットが重要な理由は次の通りです。


・人手不足対策になるため

・品質のばらつきを抑えやすいため

・危険作業を減らしやすいため

・長時間運転に向いているため

・生産性向上につながりやすいため

・工程改善の自由度を高めやすいため


つまり、

◆産業用ロボットは工場の競争力を高めるための重要な自動化手段です。



■主な種類


産業用ロボットには、用途や構造に応じてさまざまな種類があります。


1. 垂直多関節ロボット

複数の回転関節を持ち、姿勢自由度が高い代表的な産業用ロボットです。搬送、組立、溶接、塗布など幅広く使われます。


2. スカラロボット

水平面内の高速搬送や簡易組立に向くロボットです。小型部品の量産工程で多く使われます。


3. 直交ロボット

X・Y・Zの直線移動を組み合わせるロボットで、搬送、塗布、検査、装置組込みなどに向いています。


4. パラレルリンク型ロボット

高速ピック&プレースに強く、食品、医薬、軽量部品の仕分けで使われます。


5. 協働ロボット

人と近い距離で使うことを前提に設計されたロボットで、柔軟な工程自動化に向いています。



■主な用途


産業用ロボットは、次のような用途で使われます。


・マシンテンディング

・部品搬送

・組立

・溶接

・塗布、接着

・バリ取り、研磨

・検査、測定

・箱詰め

・パレタイジング

・仕分け、整列


つまり、

繰り返し性が高く、自動化効果が出やすい工程で幅広く活用されます。



■産業用ロボットの特徴


産業用ロボットには、一般的に次のような特徴があります。


1. 高い再現性

同じ動作を繰り返しやすく、品質安定化に向いています。


2. 高速性

人より速く動ける工程も多く、タクト短縮につながります。


3. 長時間運転

夜間や休日も含めて長時間稼働しやすいです。


4. 多様な工程対応

ハンドやツールを変えることで、さまざまな作業に使いやすいです。


5. 自動制御との親和性

PLC、カメラ、センサ、搬送設備と連携しやすいです。



■協働ロボットとの違い


協働ロボットも産業用ロボットの一種ですが、設計思想に違いがあります。


産業用ロボット

一般には、高速、高可搬、高剛性を重視したロボットを指すことが多いです。


協働ロボット

人との近接作業や扱いやすさ、安全性に配慮したロボットです。


つまり、

・一般的な産業用ロボット=高速、大量生産向き

・協働ロボット=柔軟、小規模自動化向きという違いがあります。


ただし、

◆協働ロボットも広い意味では産業用ロボットに含まれます。



■導入メリット

産業用ロボットを導入する主なメリットには、次のようなものがあります。


1. 生産性向上

繰り返し作業を高速で安定して実行しやすいです。


2. 品質安定化

作業ばらつきを減らし、不良低減につながりやすいです。


3. 省人化

人が付ききりだった工程を自動化しやすいです。


4. 危険作業低減

高温、重量物、鋭利物、粉じん環境などで人の負担を減らしやすいです。


5. 夜間運転対応

自動運転で稼働時間を延ばしやすいです。



■導入時の注意点

産業用ロボットは効果が大きい一方で、導入時には注意点もあります。


1. 工程選定

最も重要なのは、ロボットに向く工程を選ぶことです。無理に自動化すると効果が出にくくなります。


2. 周辺機器設計

ハンド、治具、供給装置、排出装置、安全設備など、ロボット以外の設計が重要です。


3. 安全設計

高速ロボットでは、安全柵、インターロック、セーフティ機器を含めた安全設計が必要です。


4. タクトと可搬条件

リーチ、可搬重量、繰り返し精度、軌跡精度が工程条件に合うか確認が必要です。


5. 保全と運用

異常時復旧、原点復帰、マスタリング、部品交換、バックアップ管理まで考える必要があります。



■実務で重要なポイント


産業用ロボットを正しく導入、運用するには、次の点が重要です。


1. ロボット本体だけで考えない

最も重要なのは、ロボット単体ではなく、工程全体で成立するかを見ることです。


2. 工程に合うロボット形式を選ぶ

6軸、スカラ、直交、協働など、工程に合った形式選定が重要です。


3. 周辺設計を重視する

成功の多くは、ハンド、治具、供給、排出、安全設計で決まります。


4. 立上げ後の運用も考える

教示、復旧、保守、消耗品交換、教育まで含めて運用設計する必要があります。


5. 過剰期待しない

ロボットは万能ではなく、工程によっては専用機や人作業のほうが適することもあります。



■よくある課題


産業用ロボット導入では、次のような課題が起こりやすいです。


・工程選定が不適切

・周辺機器設計が不足している

・安全設計が不十分

・タクトが合わない

・可搬重量やリーチ不足

・教示や復旧が難しい

・保全性を考慮していない

・導入すればすぐ使えると思ってしまう


◆このため、産業用ロボット導入は単なる設備購入ではなく、工程設計、安全設計、運用設計を含めた自動化プロジェクトとして考える必要があります。


■自動化との相性


産業用ロボットは、自動化との相性が非常に良い設備です。特に、繰り返し作業、長時間稼働、品質安定化が求められる工程で効果を発揮します。


主なメリットは次の通りです。


・省人化しやすい

・品質を安定させやすい

・生産性を高めやすい

・危険作業を減らしやすい

・多様な工程へ展開しやすい

・工場全体の自動化レベルを高めやすい


一方で、

◆適切な工程選定と周辺設計がなければ十分な効果は出にくいため、事前検討が重要です。


■まとめ

産業用ロボットとは、工場や生産現場で使われる自動化用ロボットであり、搬送、組立、溶接、塗布、検査、箱詰めなど幅広い工程を自動化するために使われます。形式には垂直多関節、スカラ、直交、パラレルリンク型、協働ロボットなどがあり、工程に応じて使い分けられます。


実務では、ロボット本体だけでなく、工程選定、ハンド、治具、安全設計、運用設計まで含めて考えることが重要です。適切に導入できれば、省人化、生産性向上、品質安定化に大きく貢献します。

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