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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

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インデックステーブル

インデックステーブルとは、ワークや治具を一定の角度ごとに正確に回転・停止させるための位置決め装置です。自動組立設備や搬送ライン、検査装置などで広く使用されており、複数の工程を1台の設備で効率よく行うための重要な機器です。


インデックステーブルは、モーターやカム機構、サーボモーターなどを用いてテーブルを回転させ、30°・45°・60°・90°など、あらかじめ設定した角度ごとに高精度で停止します。停止位置の再現性が高く、各工程で安定した加工や組立を行えることが特徴です。

近年ではサーボ制御式のインデックステーブルも増えており、停止位置や回転速度を柔軟に設定できる機種も普及しています。


主な種類には次のようなものがあります。

・カム式インデックステーブル

・サーボ式インデックステーブル

・ロータリーインデックステーブル

・縦型インデックステーブル

・横型インデックステーブル

・大型インデックステーブル

・高精度インデックステーブル


例えば、

・自動組立設備

・画像検査装置

・部品供給装置

・レーザーマーキング装置

・ネジ締め設備

・ロボットセル

など、多工程を連続して行う設備で利用されています。


◆つまりインデックステーブルとは、ワークを一定角度ごとに正確に回転・停止させる位置決め装置です。



■インデックステーブルの役割


インデックステーブルの主な役割は、ワークを各工程へ順番に搬送し、正確な位置決めを行うことです。


主な役割は次のとおりです。

・ワーク搬送

・位置決め

・工程間移動

・組立位置保持

・検査位置保持

・加工位置保持

・サイクルタイム短縮

・自動化対応


◆つまりインデックステーブルは、複数工程を効率よくつなぐための重要な搬送・位置決め装置です。



■なぜ重要なのか


ワークを人手で移動する場合、


・位置決め精度が安定しない

・作業時間が長くなる

・品質にばらつきが発生する

・自動化が難しい

といった課題があります。


一方、インデックステーブルを導入することで、

・停止位置を高精度に再現できる

・複数工程を連続化できる

・サイクルタイムを短縮できる

・品質を安定化できる

・省人化を実現できる

など、多くのメリットがあります。


◆そのためインデックステーブルは、自動組立ラインや検査ラインで欠かせない設備となっています。



■基本的な考え方


インデックステーブルは、一般的に次の流れで動作します。


1. ワークをセットする

治具やパレットへワークを固定します。


2. 回転指令を受ける

PLCや設備コントローラーから回転指令を受けます。


3. 一定角度だけ回転する

設定された角度まで高速で回転します。


4. 停止して次工程を実施する

停止位置で組立・加工・検査などを行います。


◆つまりインデックステーブルは、回転と停止を繰り返しながらワークを順番に搬送する仕組みです。



■回転テーブルとの違い


混同されやすい装置として回転テーブルがあります。


△インデックステーブル

あらかじめ設定した角度ごとに間欠回転します。


△回転テーブル

任意の角度へ連続的に回転・停止できます。


つまり、

・インデックステーブル=一定角度の間欠回転

・回転テーブル=任意角度制御

という違いがあります。



■コンベアとの違い


もう一つ混同されやすいのがコンベアです。


△インデックステーブル

回転しながら各工程へワークを搬送します。


△コンベア

直線方向へ連続搬送します。


つまり、

・インデックステーブル=回転搬送

・コンベア=直線搬送

という違いがあります。



■ロボットでの使われ方


インデックステーブルは、次のような用途で利用されています。


1. 組立設備

各停止位置でロボットが部品を組み付けます。


2. ネジ締め設備

順番に各面を加工します。


3. 検査設備

停止位置ごとに画像検査を行います。


4. マーキング設備

レーザー刻印を順番に実施します。


5. ロボットセル

複数工程を1つのセル内で連続処理します。


◆つまりインデックステーブルは、ロボットと組み合わせることで高効率な自動化ラインを構築できます。



■主なメリット


インデックステーブルを導入することで、一般的に次のようなメリットがあります。


1. 高精度な位置決めができる

停止位置を安定して再現できます。


2. サイクルタイムを短縮できる

工程切替を効率化できます。


3. 多工程を集約できる

1台で複数工程を処理できます。


4. 自動化しやすい

PLCやロボットとの連携が容易です。


5. 品質を安定化できる

毎回同じ位置で加工できます。



■注意点


一方で、インデックステーブルには注意点もあります。


1. 可搬重量と偏心荷重を確認する

最も重要なのは、ワーク重量だけでなく、治具や搭載機器を含めた総重量と偏心荷重がテーブルの許容範囲内であることです。過大な荷重は停止精度や耐久性に悪影響を与えます。


2. 停止位置精度を確認する

要求精度に適した機種を選定します。


3. タクトタイムを考慮する

回転時間と加工時間のバランスを取ります。


4. ケーブル配線を確認する

回転による断線やねじれを防止します。


5. 定期保守を実施する

カム機構やベアリングを点検します。



■実務で重要なポイント


インデックステーブルを効果的に活用するには、次の点が重要です。


1. 工程バランスを最適化する

最も重要なのは、各停止位置の作業時間をできるだけ均一にすることです。1工程だけ時間が長いと、ライン全体のサイクルタイムが延びてしまいます。


2. 治具設計を工夫する

ワーク交換を容易にします。


3. ロボットとの同期制御を行う

停止タイミングを最適化します。


4. 定期的に位置精度を確認する

加工品質を維持します。


5. 保守履歴を管理する

部品交換や点検履歴を記録します。


6. 将来の設備拡張を考慮する

工程追加に対応できる構成を検討します。



■よくある課題


インデックステーブルでは、次のような課題が発生しやすくなります。


・停止位置がずれる

・カム機構が摩耗する

・偏心荷重が大きい

・振動が発生する

・タクトタイムが長くなる

・治具交換に時間がかかる

・定期保守が必要

・設備レイアウト変更が難しい


このためインデックステーブルは、荷重管理や工程設計、位置精度の確認、定期保守を徹底することが重要です。



■自動化との相性


インデックステーブルは、自動化設備との相性が非常に良く、産業用ロボット、協働ロボット、PLC、画像検査装置、レーザーマーカー、ネジ締め機などと組み合わせることで、高効率な自動化ラインを構築できます。


主なメリットは次のとおりです。

・複数工程を1台で処理できる

・サイクルタイムを短縮できる

・加工品質を安定化できる

・省人化を推進できる

・設備スペースを有効活用できる

・スマートファクトリー化を実現できる



■まとめ


インデックステーブルとは、ワークを一定角度ごとに正確に回転・停止させる位置決め装置です。自動組立や検査、レーザーマーキングなど、多工程を効率よく連続処理する設備で広く利用されており、高い位置決め精度と生産性を実現します。


実務では、可搬重量や偏心荷重、停止位置精度、タクトタイムを考慮した設備設計が重要です。また、ロボットやPLCと同期制御することで、高品質かつ高効率な自動化ラインを構築できます。

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