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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Heat Treatment

熱処理(ねつしょり)

解説:

金属材料を加熱・冷却することで、硬さ、強度、靭性などの機械的性質を変化させる処理。焼入れ、焼戻し、焼なまし、焼ならし、浸炭、窒化など、多様な熱処理方法があります。熱処理により、切削加工では得られない高硬度や高靭性を実現できます。例えば、焼入れにより炭素鋼の硬度をHRC50〜60まで高めることができます。熱処理は、工具、金型、歯車、軸受けなど、耐摩耗性や疲労強度が要求される部品に不可欠な工程です。調達担当者は、要求する硬度(HRC、HV、HBなど)と熱処理方法を図面または仕様書に明記する必要があります。熱処理は専門業者への外注が一般的ですが、真空熱処理、高周波焼入れなど、特殊な熱処理設備が必要な場合もあります。

例:

• 焼入れ・焼戻し: 機械部品の硬度向上と靭性確保

• 浸炭焼入れ: 歯車やシャフトの表面硬化

• 窒化処理: 金型の耐摩耗性向上

• 焼なまし: 冷間加工前の軟化処理

• 真空熱処理: 酸化防止が必要な精密部品

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