
Heartbeat Signal
ハートビート信号
ハートビート信号とは、通信機器やシステムが正常に動作していることを確認するために定期的に送信される監視信号のことです。
機器が一定間隔で信号を送信し続けることで、通信相手は「相手が正常に動作しているか」「通信が維持されているか」を確認できます。
もし一定時間ハートビート信号が受信されない場合、通信断や装置異常が発生したと判断されます。
名前の由来は、人間の心拍(Heartbeat)のように、一定周期で信号を送り続ける仕組みから来ています。
■ハートビート信号の基本仕組み
一般的な動作イメージ
装置A → Heartbeat → 装置B 装置A → Heartbeat → 装置B 装置A → Heartbeat → 装置B
状態 | 判定 |
信号受信あり | 正常動作 |
信号停止 | 異常または通信断 |
この仕組みにより、システムの稼働状態を常時監視できます。
■ハートビート監視の流れ
通信システムでは次のような監視が行われます。
1️⃣ 機器が一定周期で信号送信
2️⃣ 相手機器が信号受信
3️⃣ 一定時間信号が来ない場合
4️⃣ 通信異常として検出
この時間設定をタイムアウト時間と呼びます。
■FA・産業ネットワークでのハートビート
工場の自動化設備では、ハートビート信号は以下のような監視用途で使われます。
システム | 用途 |
PLC通信 | 装置状態監視 |
ロボット制御 | 通信接続確認 |
SCADA | 設備稼働監視 |
IoTシステム | デバイス監視 |
安全制御 | フェイルセーフ監視 |
例えば、PLCとロボットの通信では
PLC → Heartbeat → ロボット ロボット → Heartbeat → PLC
一定時間信号が来なければ
通信エラー
装置停止
安全停止
などの処理が行われます。
■ハートビート信号の特徴
特徴 | 内容 |
定期通信 | 一定周期で送信 |
異常検出 | 通信断を検知 |
システム監視 | 稼働状態確認 |
フェイルセーフ | 安全制御に利用 |
産業機器では、設備監視や通信監視の基本機能として実装されています。
■ハートビートとウォッチドッグ
似た概念として**ウォッチドッグ(Watchdog)**があります。
用語 | 内容 |
ハートビート | 機器間通信監視 |
ウォッチドッグ | プログラム監視 |
どちらも異 常検知のための監視機構です。
■まとめ
ハートビート信号とは、機器やシステムが正常に動作していることを確認するために定期的に送信される監視信号です。
PLC、ロボット、IoT機器などの通信監視や設備監視で広く使用され、通信断や装置異常を早期に検出するための重要な仕組みとなっています。
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