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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Compliance Control in Industrial and Collaborative Robotics

コンプライアンス制御

コンプライアンス制御とは、ロボットが外力を受けた際に、一定の柔軟性を持って変位するように制御する方式です。

対象物や人との接触時に過大な反力を発生させないよう、「しなやかさ」を持たせる制御概念です。


剛性を固定するのではなく、状況に応じて力と変位の関係を調整する点が特長です。


■基本原理



コンプライアンス制御では、

・外力検出(力覚センサーなど)

・変位量計算

・剛性パラメータ設定


を行い、接触時に一定の変位を許容します。


言い換えれば、ロボットに“適度な柔らかさ”を持たせる制御です。


■インピーダンス制御との関係


・インピーダンス制御 → 力と位置の動的関係をモデル化

・コンプライアンス制御 → 外力に応じて柔軟に変位


概念的に近い制御方式ですが、コンプライアンスは「柔軟応答」に重点があります。


■主な用途


・嵌合作業

・圧入工程

・精密組立

・協働作業

・接触検査


部品の個体差や位置ズレを吸収しながら安定作業を実現します。


■設計時の重要ポイント(プロ視点)


検討すべき要素は以下です。


・仮想剛性設定

・許容変位量

・可搬質量

・対象物の硬さ

・安全基準(ISO/TS 15066)


特に重要なのは、剛性と精度のバランス設計です。


柔らかすぎると精度低下、硬すぎると衝撃増大を招きます。


■協働ロボットでの重要性


協働用途では、


・衝突時の力低減

・接触作業の安定化

・安全性向上


に大きく貢献します。


人と共存する環境では不可欠な制御技術です。

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