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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Category 0 Stop: Immediate Power Removal Stop in Machinery Safety

カテゴリ 0 停止

カテゴリ0停止(Category 0 Stop)とは、IEC 60204-1(機械の電気装置)で定義される停止方式の一つで、アクチュエータへの電源を即時遮断することによって行う停止方式です。


つまり、

電源を切って止める“非制御停止”

を指します。


■ 停止の仕組み


カテゴリ0停止では、


  • モータ駆動電源遮断

  • Safe Torque Off(STO)作動

  • 主回路遮断

などにより、即座にトルクを除去します。


ブレーキがある場合は機械ブレーキが作動しますが、減速制御は行われません。


■ 他カテゴリとの違い


IEC 60204-1では停止方式を以下のように分類しています。

停止カテゴリ

内容

Category 0

即時電源遮断(非制御停止)

Category 1

制御減速後に電源遮断

Category 2

制御停止後も電源維持

カテゴリ0は最も即時性の高い停止方式です。


■ ロボット分野での適用例


  • 非常停止(E-Stop)

  • 主電源遮断

  • 緊急遮断回路

多くのロボットでは、非常停止=カテゴリ0停止が基本構成です。


■ メリットと注意点

■ メリット


  • 即時停止

  • 構造がシンプル

  • 高い安全確実性

■ 注意点


  • 惰性による移動距離が発生

  • 落下・姿勢崩れリスク

  • 高負荷時の機械損傷可能性

特に垂直軸や重量物搬送では、制御停止(カテゴリ1)の方が適する場合があります。


■ 規格との関係


  • IEC 60204-1(停止カテゴリ定義)

  • ISO 13850(非常停止)

  • ISO 10218(ロボット安全)

カテゴリ0停止は、非常停止設計の基盤となる概念です。


■ 設計上の重要ポイント


  • 停止時間・惰性距離測定

  • 安全距離計算(ISO 13855)

  • 冗長回路設計

  • PL / SIL適合

単に電源を切るだけではなく、安全機能としての設計が必要です。


■ まとめ


カテゴリ0停止とは、


アクチュエータへの電源を即時遮断することで実現する非制御停止方式


です。

ロボット非常停止の基本動作として広く採用されています。

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