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Backlash in Robotics: Definition, Causes, and Impact on Motion Accuracy
バックラッシ
バックラッシ(Backlash)とは、ギアや減速機、ボールねじなどの駆動系において発生する噛み合いのすき間(遊び)のことです。
回転方向を切り替えた際に、モーターが動いてもすぐに出力側が追従せず、わずかな“空走”が生じる現象を指します。
ロボットでは主に、
関節内部の減速機
歯車列
伝達機構
で発生し、
以下のような問題を引き起こします。
位置決め誤差
繰り返し精度の低下
微細動作時のガタつき
力制御の不安定化
特にピック&プレースや組立作業など、ミリ以下の精度が求められる工程では、バックラッシは作業品質を直接左右します。
そのため現代のロボットでは、
波動歯車装置(ハーモニックドライブ)
RV減速機
プリロード設計
などにより、バックラッシ極小化設計が標準となっています。
また協働ロボットでは、バックラッシが大きいとトルクセンサの検知精度やインピーダンス制御に悪影響を及 ぼすため、安全性能の観点からも重要な管理項目です。
なお完全にゼロにすることは現実的に難しく、設計段階では
機械的最小化
ソフトウェア補正
の両面から対策されます。
つまりバックラッシとは、
ロボットの位置精度・繰り返し精度・力制御品質を支配する、駆動系における最重要誤差要因
と言えます。
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