top of page
高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Backlash in Robotics: Definition, Causes, and Impact on Motion Accuracy

バックラッシ

バックラッシ(Backlash)とは、ギアや減速機、ボールねじなどの駆動系において発生する噛み合いのすき間(遊び)のことです。

回転方向を切り替えた際に、モーターが動いてもすぐに出力側が追従せず、わずかな“空走”が生じる現象を指します。

ロボットでは主に、

  • 関節内部の減速機

  • 歯車列

  • 伝達機構

で発生し、

以下のような問題を引き起こします。

  • 位置決め誤差

  • 繰り返し精度の低下

  • 微細動作時のガタつき

  • 力制御の不安定化

特にピック&プレースや組立作業など、ミリ以下の精度が求められる工程では、バックラッシは作業品質を直接左右します。


そのため現代のロボットでは、

  • 波動歯車装置(ハーモニックドライブ)

  • RV減速機

  • プリロード設計

などにより、バックラッシ極小化設計が標準となっています。


また協働ロボットでは、バックラッシが大きいとトルクセンサの検知精度やインピーダンス制御に悪影響を及ぼすため、安全性能の観点からも重要な管理項目です。


なお完全にゼロにすることは現実的に難しく、設計段階では

  • 機械的最小化

  • ソフトウェア補正

の両面から対策されます。


つまりバックラッシとは、

ロボットの位置精度・繰り返し精度・力制御品質を支配する、駆動系における最重要誤差要因

と言えます。

お見積り・ご相談は今すぐ!

24時間365日受付

bottom of page