top of page
高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Backdrivability in Robotics: Definition, Mechanism, and Importance in Collaborative Robots

バックドライブ

バックドライブ(Backdrive/Backdrivability)とは、ロボットの関節や駆動系において、外部から加えられた力によってモーター側が逆回転する性質のことです。


通常はモーターが関節を動かしますが、バックドライブ性が高い場合、人がアームを押したりワークが当たったりすると、その力が減速機を通してモーター側に伝わり、関節が自然に動きます。


これは主に、

  • 減速比

  • ギア構造

  • 摩擦量

  • 慣性

によって決まり、

  • 低減速比

  • 低摩擦設計

ほどバックドライブ性は高くなります。


バックドライブは特に協働ロボットにおいて重要で、

  • 人が直接手で動かせる(ダイレクトティーチ)

  • 接触時に力が逃げる

  • 衝突エネルギーが小さい

といった安全性と操作性を支えています。


一方で、バックドライブ性が高すぎると、

  • 停止保持力が弱くなる

  • 重力でアームが垂れる

といった課題も生じるため、

実際の設計では

  • モーター制御

  • ブレーキ機構

  • 重力補償

と組み合わせて最適化されます。


なおRV減速機は高剛性・高保持力のためバックドライブ性は低め、ハーモニックドライブは比較的バックドライブしやすい、という特性差もあり、用途に応じて使い分けられています。


つまりバックドライブとは、

ロボットの“触れたときのやさしさ”と“人が教えられるか”を決める、協働ロボット時代の重要特性

と言えます。

お見積り・ご相談は今すぐ!

24時間365日受付

bottom of page