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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

World Coordinate System in Industrial Robotics and Automation

ワールド座標系

ワールド座標系とは、ロボット単体ではなく、工場全体やセル全体を基準としたグローバルな基準座標系です。


複数ロボットや外部装置、搬送装置を統合する際に使用される上位概念の座標系です。


ベース座標系が「ロボット基準」であるのに対し、ワールド座標系は「設備全体基準」となります。


■ワールド座標系の役割


ワールド座標系は、以下の用途で重要です。


・複数ロボットの位置整合

・外部軸(リニア軸・回転テーブル)との統合

・AGV/AMRとの連携

・セル全体のレイアウト管理


大規模自動化ラインでは不可欠な概念です。


■ベース座標系との違い


・ベース座標系 → ロボット単体の基準

・ワールド座標系 → 設備全体の統一基準


多ロボット協調動作では、ワールド座標が基準になります。


■実装上のポイント


ワールド座標系は、通常以下の方法で定義されます。


・設置基準点の測定

・レーザートラッカーによる位置校正

・キャリブレーションデータ統合


精度管理が不十分だと、ロボット間の位置ズレが発生します。


■設計時の重要ポイント(プロ視点)


検討すべき要素は以下です。


・設置精度

・床面レベル精度

・熱変位影響

・複数装置間の相対誤差

・再現性


特に重要なのは、基準点の高精度測定と長期安定性確保です。


大型セルではmm単位の誤差が干渉事故につながります。


■協働ロボット・多軸システムでの重要性


ワールド座標系は、


・多ロボット協調

・人とロボットの動線管理

・安全ゾーン設定


にも影響します。


安全設計と座標管理は密接に関連しています。

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