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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Wire-Type Displacement Sensor: Definition, Measurement Principle, and Robotics Applications

ワイヤ式変位センサ-

ワイヤ式変位センサー(Wire-Type Displacement Sensor)とは、対象物に接続したワイヤ(ケーブル)を引き出し、その巻取り量から直線変位や移動距離を測定する変位センサーです。

「ワイヤエンコーダ」「ドローワイヤセンサー」とも呼ばれます。


基本構造は、

  • ばね内蔵の巻取りドラム

  • ワイヤ(ステンレスケーブル等)

  • 回転エンコーダ(光学式・磁気式)

から構成され、ワイヤの伸縮量を回転量に変換して位置情報を取得します。


ロボット・FA分野での主な用途は、

  • 長ストローク直線位置測定

  • 昇降装置・リフターの位置検出

  • 外部軸・ガントリーロボットの位置管理

  • 試験装置・治具の変位測定

など、数十cm〜数mの変位計測です。


ワイヤ式変位センサーの特長は、

  • 長ストローク対応

  • 設置スペースが小さい

  • 取付が容易

  • コストパフォーマンスが高い

点にあります。


一方で、

  • ワイヤ接触による摩耗

  • 振動・斜め引きの影響

  • 高精度用途には限界

といった制約があり、用途に応じた選定が重要です。


ロボットシステムでは、ワイヤ式変位センサーは

  • リニアエンコーダの代替

  • 大型装置の位置把握

  • 簡易位置フィードバック

として活用されます。


つまりワイヤ式変位センサーとは、

ロボットや装置に“長い直線移動を簡単に測れる能力”を与える、実用性重視の変位計測センサー

と言えます。

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