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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Validation: Safety Verification Process in Functional Safety Systems

妥当性確認(Validation)

妥当性確認(Validation)とは、設計・構築された安全関連システムが、要求された安全性能を実際に満たしているかを検証する最終確認プロセスです。


ISO 13849-2では、安全関連制御システムの妥当性確認方法が規定されています。


■ Verificationとの違い


安全分野では、以下の違いが重要です。

用語

意味

Verification(検証)

設計通りに作られているか

Validation(妥当性確認)

目的通りに安全機能を果たすか

つまり、


正しく作ったか?(Verification)本当に安全か?(Validation)

を区別します。


■ ロボット分野での妥当性確認項目


  • リスクアセスメントとの整合性

  • PL / SIL達成確認

  • 停止時間測定

  • 安全距離検証

  • 協働モード設定値確認

  • 単一故障時の動作確認

  • 再始動防止確認

机上計算だけでなく、実機試験が必須です。


■ なぜ重要か


設計上PL dを満たしていても、

  • 配線ミス

  • 応答時間誤算

  • 設定値不整合

があれば安全は成立しません。


妥当性確認は、

安全が“理論上”ではなく“現実に成立している”ことを証明する工程

です。


■ 実施タイミング


  • 設計完了時

  • 設備立上げ前

  • 改造後

  • 安全監査時

特にCEマーキングや安全審査では必須です。


■ ISO規格との関係


  • ISO 13849-2 → 妥当性確認方法

  • IEC 61508 → 安全ライフサイクル内でValidation必須

  • ISO 10218 → ロボット安全確認

Validationはすべての安全規格で要求されます。


■ 現場目線での意義


妥当性確認を省略すると、

  • 労災発生リスク

  • 行政指導

  • CE不適合

  • 企業責任問題

につながります。


安全は、

設計+実証

で初めて成立します。


■ まとめ


妥当性確認(Validation)とは、


安全関連システムが要求された安全性能を実際に満たしていることを実機試験や評価で確認する最終安全検証プロセス


です。

ロボット安全設計の“最終関門”と言えます。

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