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Speed and Separation Monitoring (SSM): Safety Concept for Collaborative Robots
速度・間隔監視(SSM)
速度・間隔監視(SSM:Speed and Separation Monitoring)とは、人とロボットの距離(Separation Distance)を常時監視し、その距離に応じてロボット速度を制御する安全方式です。
ISO/TS 15066で定義される、協働運転の4つのモードのひとつです。
■ 基本原理
SSMの考え方は非常に明確です。
人が近づくほどロボットを減速し、危険距離に入る前に停止させる
安全距離は以下の要素で算出されます。
人の接近速度
ロボットの最大速度
停止時間(応答時間)
システム遅延時間
ISO 13855では、安全距離算出方法も規定されています。
■ 実装方法
SSMを実現するには、
セーフティレーザースキャナ
3Dビジョンセンサー
安全ライトカーテン
セーフティPLC
などが用いられます。
検出装置は**安全認証(PL d/e または SIL2/3)**が必要です。
■ PFLとの違い
項目 | PFL | SSM |
接 触 | 接触しても安全 | 接触前に停止 |
制御軸 | 力・エネルギー制限 | 距離・速度制御 |
主用途 | 軽作業 | 高速・重量作業 |
高速搬送や重量物作業では、SSMが有効な選択肢となります。
■ 設計上の重要ポイント
SSMでは、
正確な安全距離計算
検出範囲の死角対策
誤検知対策
動的ゾーン制御
が重要です。
特にロボットの減速カーブと停止応答時間の整合が必要です。
■ 現場目線での注意点
センサー未認証 → 法規違反
反応時間未検証 → 危険
動的ゾーン未設定 → 過剰停止
などのリスクがあります。
必ずリスクアセスメントと実機検証が前提です。
■ まとめ
速度・間隔監視(SSM)とは、
人とロボットの距離を監視し、安全距離を保ちながら速度制御を行う協働ロボットの安全方式
です。
接触を未然に防ぐ“予防型安全技術”と言えます。




