
Safety PLC: Functional Safety Controller for Industrial Robots and Machinery
セ-フティPLC
セーフティPLC(Safety Programmable Logic Controller)とは、非常停止・安全ドア・光幕・レーザースキャナなどの安全機器からの信号を監視・制御するために設計された安全認証付きPLC(制御装置)です。
通常のPLCとは異なり、
危険側故障を極めて低い確率に抑える設計
が求められます。
■ 主な特徴
二重化CPU構造(冗長設計)
自己診断機能
故障検出機能
安全通信対応(PROFIsafe等)
PL d / e または SIL2 / SIL3 対応
ISO 13849-1やIEC 61508に基づく認証を取得しています。
■ ロボット分野での用途
セーフティPLCは以下の安全機能を統合制御します。
非常停止(E-Stop)
安全ドアインターロック
光幕連動停止
速度・間隔監 視(SSM)
Safe Torque Off(STO)
安全ゾーン管理
ロボット単体ではなく、
ロボットを含むシステム全体の安全制御
を担います。
■ 通常PLCとの違い
項目 | 通常PLC | セーフティPLC |
主目的 | 生産制御 | 安全制御 |
冗長設計 | 基本なし | 標準装備 |
規格適合 | 不要 | PL / SIL認証必須 |
安全機能は通常PLCでは代替できません。
■ 設計上の重要ポイント
必要PL / SILの明確化
カテゴリ3 / 4設計
共通原因故障対策(CCF)
停止応答時間検証
リスクアセスメント結果に基づく設計が前提です。
■ 現場目線での意義
セーフティPLCは、
柵・光幕の統合制御
協働ロボット安全制御
CE対応
の中核を担います。
ロボット安全は、
セーフティPLCなしでは成立しない
と言っても過言ではありません。
■ まとめ
セーフティPLCとは、
ロボットや産業機械の安全機能を統合管理し、PLまたはSILに基づく機能安全を実現する専用制御装置
です。
ロボット安全制御の“中枢神経”と言える存在です。
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