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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Safety Integrity Level (SIL): Definition and Functional Safety Applications

安全整合性レベル(SIL)

安全整合性レベル(SIL:Safety Integrity Level)とは、IEC 61508を中心とする機能安全規格で定義される、安全関連システムがどれだけ危険側故障を防止できるかを定量的に示す指標です。


SILは4段階に分類されます。


  • SIL 1(最低)

  • SIL 2

  • SIL 3

  • SIL 4(最高)

ロボット・産業機械分野では、一般的にSIL 2またはSIL 3が対象になります。


■ SILの評価基準


SILは主に以下の観点で評価されます。


  • 危険側故障確率(PFH / PFD)

  • ハードウェアアーキテクチャ

  • 故障診断機能

  • 共通原因故障対策

  • 安全ライフサイクル管理

つまり、単なる部品性能ではなく、設計から運用まで含めた総合的安全管理が前提です。


■ ロボット分野での適用


ロボットシステムでは、SILは主に


  • セーフティPLC

  • 安全通信(PROFIsafeなど)

  • 安全インバータ

  • 非常停止回路

の信頼性評価に使用されます。


特に海外設備やプラント案件では、SIL認証が必須条件となることがあります。


■ PLとの違い

項目

SIL

PL

規格

IEC 61508 / IEC 62061

ISO 13849-1

評価軸

危険側故障確率

カテゴリ+確率

主対象

電気・電子安全

機械安全

ロボット安全では、用途・設計方針によりSILまたはPLで評価します。


■ 現場目線での重要性


SILを理解していないと、


  • 適切な安全PLC選定ができない

  • 国際案件で仕様を満たせない

  • 安全証明が不十分

といったリスクが生じます。


重要なのは、

必要SILはリスクアセスメントで決まる

という点です。


■ まとめ

安全整合性レベル(SIL)とは、

電気・電子・プログラマブル安全システムの信頼性を定量評価するための国際機能安全指標

です。

ロボットや産業設備における高度な安全制御設計の基盤概念と言えます。

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