top of page

Rounded Design in Collaborative Robots: Definition and Safety Benefits
丸みを帯びたデザイン
ロボット分野における丸みを帯びたデザイン(Rounded Design)とは、外装やハウジング、アーム形状に角(エッジ)や鋭利な突起を作らず、曲面やR形状で構成する設計思想のことです。
特に人と同じ空間で作業する協働ロボットにおいては、意匠ではなく安全機能の一部として位置づけられます。
この設計の目的は主に、
接触時の衝撃・圧力の分散
引っ掛かりや切創リスクの低減
衣服・手袋・ケーブルの巻き込み防止
といった人的安全性の向上にあります。
丸みを帯びた形状は、ISO/TS 15066 などの協働ロボット安全要求においても重要視されており、形状そのものがリスク低減策として評価されます。
さらに実務的なメリットとして、
洗浄しやすく異物が溜まりにくい
ガスケットとのシール性向上
塗装ムラや応力集中の低減
といった、衛生性・耐久性・製造品質への好影響もあります。
食品・医療・化粧品分野向けロボットでは、丸みを帯びたデザインが標準となりつつあり、IP等級や防水設計と組み合わせることで、安全かつクリーンな運用が可能になります。
つまり丸みを帯びたデザインとは、
ロボットの安全性・衛生性・信頼性を形状そのものに織り込んだ、協働ロボット時代の必須設計思想
と言えます。




