
Reject Handling Robot
不良品排出ロボット
不良品排出ロボットとは、産業用ロボットや協働ロボットを使用して、検査工程で不良と判定された製品や部品(ワーク)を自動でラインから取り除き、指定された場所へ搬送・仕分けする自動化システムです。自動車、電子部品、食品、医療機器、半導体、金属加工、樹脂成形など幅広い製造業で利用されており、不良品の流出防止と品質保証の強化に貢献しています。
製造ラインでは、外観検査、寸法測定、重量検査、AI画像認識、導通検査などの結果に基づき、良品・不良品を判定します。不良品排出ロボットは、この判定結果をPLCや品質管理システムから受信し、不良品だけを正確に取り出して専用のコンテナやリワークエリア、廃棄エリアへ搬送します。
従来はエアシリンダやコンベアの排出機構、人による手作業が多く使われていましたが、多品種生産や形状の異なる製品への対応、トレーサビリティの強化が求められるようになり、柔軟性の高いロボットによる自動排出が増えています。
また、2D・3DビジョンシステムやAI画像認識と組み合わせることで、不良品の位置や姿勢を認識しながら確実に回収することも可能です。
主な構成機器には次のようなものがあります。
・産業用ロボット
・協働ロボット
・2D・3Dビジョンシステム
・AI画像認識
・PLC・コンベア
・ロボットハンド
・品質管理システム
例えば、
・外観不良品
・寸法不良品
・重量不良品
・組立不良品
・印字不良品
・異物混入品
・リワーク対象品
など、多くの製造ラインで利用されています。
◆つまり不良品排出ロボットとは、
不良品だけを自動で排出・仕分けし、品質保証を支えるロボットシステムです。
■不良品排出ロボットの役割
不良品排出ロボットの主な役割は、不良品を確実にラインから取り除き、良品との混在を防ぐことです。
主な役割は次のとおりです。
・不良品回収
・良品との仕分け
・リワーク品分別
・廃棄品搬送
・品質維持
・トレーサビリティ
・省人化
・自動化対応
◆つまり不良品排出ロボットは、品質保証工程を支える重要な自動化設備です。
■なぜ重要なのか
人手で不良品を取り除く場合、
・取り違えが発生する
・不良品の取り残しが起こる
・ライン停止が発生しやすい
・人手不足の影響を受ける
といった課題があります。
一方、不良品排出ロボットを導入することで、
・不良品流出を防止できる
・仕分け品質を均一化できる
・ライン停止を減らせる
・24時間運転に対応できる
・トレーサビリティを強化できる
など、多くのメリットがあります。
◆そのため不良品排出ロボットは、品質保証と自動化ラインに欠かせない設備となっています。


