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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Rated Torque

定格トルク

定格トルクとは、モーターが安全に連続運転できるトルク(回転力)の最大値を指す仕様です。モーターは長時間運転すると発熱しますが、定格トルクは過熱や故障を起こさず安定して出力できるトルク値として定義されています。


トルクとは、モーターが回転軸を通して物体を回転させる力のことで、単位は N·m(ニュートンメートル) で表されます。


FA設備やロボットでは、定格トルクはモーター選定や機械設計において重要な性能指標となります。


■トルクの基本概念


トルクは「回転させる力」を表す値です。


基本式


トルク = 力 × 半径

◆記号

◆意味

T

トルク

F

r

回転半径

回転軸に対してどれだけの力を発生できるかを示します。


■定格トルクと出力の関係


モーターの出力は、トルクと回転速度で決まります。


計算式


P = T × ω


または実務では


P(kW) = T(Nm) × 回転数(rpm) ÷ 9550


つまり


  • トルクが大きい

  • 回転速度が高い


ほど、出力が大きくなります。


■定格トルクの例


モーター仕様では次のように表示されます。

◆モーター

◆定格トルク

小型サーボ

0.3 N·m

200Wサーボ

約0.64 N·m

400Wサーボ

約1.27 N·m

750Wサーボ

約2.39 N·m

これはモーターが連続運転で出せる回転力を示しています。


■定格トルクと最大トルク


モーターには2つのトルク仕様があります。

◆項目

◆内容

定格トルク

連続運転可能

最大トルク

短時間のみ

最大トルクは、加速や衝撃負荷時などで使用されます。


■FA・ロボットでの定格トルク


工場の自動化設備では、定格トルクは次の用途で重要です。


◆用途

◆内容

ロボット関節

駆動力

搬送装置

コンベア駆動

回転テーブル

回転制御

工作機械

主軸駆動

例えば


サーボモーター定格トルク:1.27 N·m


この場合、1.27 N·mの回転力を連続運転で発生できます。


■定格トルク選定のポイント


モーター選定では次の要素を考慮します。

◆要素

◆内容

負荷トルク

駆動対象

加速トルク

立ち上がり

慣性負荷

回転体重量

安全率

余裕設計

適切な定格トルクを選ぶことで、装置の安定運転が可能になります。


■まとめ


定格トルクとは、モーターが安全に連続運転できる最大の回転力を示す仕様です。


単位はN·mで表され、ロボット、搬送装置、工作機械などのFA設備でモーター選定の重要な指標となります。

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