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Protective Stop: Safety Stop Function in Industrial and Collaborative Robots
保護停止(Protective Stop)
保護停止(Protective Stop)とは、ロボットが異常や安全条件の逸脱を検知した際に、設備や作業者を保護する目的で自動的に動作を停止する機能です。
非常停止(Emergency Stop)とは異なり、
危険が発生する前、または軽微な異常段階で制御的に停止する安全動作
を指します。
■ 発生要因の例
保護停止は以下のような状況で発生します。
外力検知(協働ロボットの衝突検出)
設定トルク超過
位置ずれ検知
セーフティゾーン逸脱
通信異常
内部自己診断異常
つまり、安全機能または保護ロジックが作動した結果です。
■ 非常停止との違い
項目 | 保護停止 | 非常停止 |
作動条件 | 異常検知 | 人為的押下 |
停止方式 | 制御停止(SS1等) | 即時遮断(STO) |
再起動 | 原因解除後復帰可 | 手動復帰必須 |
保護停止は“制御された停止”であり、非常停止は“緊急遮断”です。
■ 協働ロボットとの関係
協働ロボットでは、
パワー&フォース制限(PFL)
外力検知機能
安全トルク監視
により、接触時に保護停止へ移行します。
これにより、
人との接触を検知して即座に停止
する設計が実現されています。
■ 設計上の重要ポイント
停止応答時間の検証
惰性距離の評価
PL / SIL適合性
原因ログ記録
保護停止は単なるアラームではなく、安全機能の一部です。
■ 現場目線での注意点
頻発する保護停止は、
過剰感度設定
負荷条件不一致
設定値ミス
が原因の場合があります。
安全性と生産性のバランス調整が重要です。
■ まとめ
保護停止(Protective Stop)とは、
ロボットが異常や安全条件逸脱を検知した際に、自動的に安全状態へ移行する制御停止機能
です。
協働ロボット安全設計の重要機能の一つです。




