top of page
高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Presence Detection: Safety Monitoring Function in Industrial Robot Systems

存在検知

存在検知(Presence Detection)とは、危険区域内に人や物体が「すでに存在している状態」を検出する安全機能を指します。


進入検知が「侵入の瞬間」を捉えるのに対し、

存在検知は“区域内に留まっている状態”を監視する

点が特徴です。


■ 目的


存在検知の主な目的は、


  • 危険区域内に人が残っていないか確認

  • 再起動前の安全確認

  • 作業中の滞在監視

です。


特に自動再始動防止の観点で重要です。


■ 主な検知方式

■ セーフティレーザースキャナ

エリア内の滞在を常時監視

■ エリアセンサ(3Dセンサ)

立体的存在検知

■ 安全マット

踏圧による存在検知

■ ビジョンベース安全システム

AI解析による人物存在判定

■ 進入検知との違い

項目

進入検知

存在検知

検知対象

侵入動作

滞在状態

主目的

侵入阻止

再起動防止

代表例

光幕

レーザースキャナ

両者は安全設計上、補完関係にあります。


■ ロボット分野での活用例


  • 安全柵内保守作業確認

  • 協働エリア内滞在監視

  • AGVエリア内作業者検出

  • 自動ライン再起動前確認


存在検知がなければ、

区域内に人が残ったまま再起動

するリスクがあります。


■ 規格との関係


  • ISO 13855(安全距離)

  • ISO 10218(ロボット安全)

  • ISO 13849-1(PL評価)

存在検知も安全機能としてPL評価対象になります。


■ 設計上の重要ポイント


  • 死角排除

  • 検知高さ・検知密度設定

  • 応答時間評価

  • CCF対策

  • 再始動ロジック設計


特に、

「存在確認後でなければ再始動不可」

という設計が重要です。


■ 現場目線での意義


存在検知は、


  • 労災防止

  • 監督署対応

  • CE対応

に直結します。


進入検知だけでは安全は成立しません。


■ まとめ


存在検知とは、


危険区域内に人や物体が滞在している状態を検出し、安全停止や再始動制御に反映させる安全機能


です。

ロボット安全設計における“再始動安全の要”となる概念です。

お見積り・ご相談は今すぐ!

24時間365日受付

bottom of page