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Pose Data in Industrial Robot Control Systems
ポーズ(姿勢)データ
ポーズ(Pose)データとは、ロボットの先端(TCP:ツールセンターポイント)の位置(X・Y・Z)と姿勢(回転情報)を含んだ6次元データのことです。
一般的に「位置+姿勢」をセットで定義し、作業点や通過点の制御に使用されます。
位置だけではなく、どの向きで作業するかを含めて管理するのが特徴です。
■構成要素
ポーズデータは主に以下で構成されます。
位置情報(X・Y・Z)
姿勢情報(Rx・Ry・Rz もしくは ロール・ピッチ・ヨー)
6自由度(6DoF)を持つロボットでは標準的なデータ形式です。
■教示点との関係
教示点→ 作業位置として登録された点
ポーズデータ→ その内部で管理される「位置+姿勢情報」
教示点の実体はポーズデータです。
■ロボット分野での活用例
溶接トーチ角度制御
塗装均一化
ネジ締め垂直保持
ワーク挿入姿勢制御
力制御開始姿勢指定
姿勢管理は品質に直結します。
■設計時の重要ポイント(プロ視点)
検討すべき要素は以下です。
座標系の整合性
TCP設定精度
オフセット管理
特異点回避
回転表現方式(オイラー角/クォータニオン)
特に重要なのは、姿勢連続性の確保です。
急激な姿勢変化は振動・精度低下の原因になります。
■協働ロボッ トでの重要性
協働ロボットでは、
人協調姿勢制御
力制御方向指定
安全動作姿勢設計
に不可欠な概念です。
位置制御だけでは安全・品質は保証できません。




