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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Payload (Rated Payload / Maximum Payload)

有効可搬重量(定格ペイロード)

有効可搬重量(定格ペイロード)とは、ロボットや搬送装置が安全かつ安定して持ち上げ・移動できる最大の負荷重量を示す仕様値です。


産業ロボットでは、ハンド(エンドエフェクタ)、ワーク、治具などを含めた総重量がこの値以内である必要があります。定格ペイロードを超えると、モーター過負荷、精度低下、寿命低下、異常停止などの原因となるため、装置選定時の重要な指標となります。


通常、ロボット仕様では kg(キログラム)で表示されます。

<例>

6kgロボット  /  12kgロボット  /  20kgロボット など


■ペイロードに含まれる重量


有効可搬重量には次の重量が含まれます。


ワーク重量  + ハンド重量  + 治具重量  + 配線・ツール=総負荷重量


この合計が定格ペイロード以内で必要があります。


■有効可搬重量のイメージ


ロボット    ↓ ハンド    ↓ ワーク


すべてを含めた重量がペイロードです。


■有効可搬重量と最大可搬重量

◆用語

◆内容

定格ペイロード

安全連続運転

最大ペイロード

一時的許容

推奨ペイロード

高精度運転

通常は定格以内で使用する必要があります


■ペイロードが影響する性能

◆項目

◆影響

精度

重いほど低下

速度

重いほど遅い

振動

増加

モーター負荷

増加

寿命

短くなる

適切な余裕が重要です。


■ロボット選定時の注意


実務では余裕を持たせます。


<目安>

◆推奨

◆内容

50〜70%使用

高精度

70〜80%使用

通常

100%使用

負荷大

特に協働ロボットでは余裕が重要です。


■FA・ロボットでの例

◆ロボット

◆ペイロード

小型協働

3kg

中型協働

6〜12kg

中型産業

20〜50kg

大型ロボット

100kg以上

FAIRINOなどもペイロードで分類されます。


■ペイロードに影響する要素

◆要素

◆内容

アーム長

モーメント

重心位置

バランス

加速度

慣性

ツール重量

負荷

取付方向

重力影響

重量だけでなくモーメントも重要です。


■まとめ


有効可搬重量(定格ペイロード)とは、ロボットが安全に持ち上げて動作できる最大重量を示す仕様です。


ワーク・ハンド・治具などの総重量がこの値以内である必要があり、ロボット選定で最も重要な性能指標の一つです。

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