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Packet Communication in Industrial Robotics and Automation Networks
パケット通信
パケット通信とは、送信するデータを小さな単位(パケット)に分割し、それぞれに宛先情報や制御情報を付加して送受信する通信方式です。
インターネットや産業用ネットワークの基本技術であり、TCP/IP通信の基盤となっています。
ロボットやPLC、上位管理システム間のデータ連携に広く使用されています。
■基本的な仕組み
パケット通信では、
データを分割
ヘッダー情報を付加
ネットワーク経由で送信
受信側で再構成
という流れで通信が行われます。
途中経路は必ずしも固定ではなく、最適ルートで転送されます。
■回線交換との違い
・パケット通信 → データを分割して共有回線で送信
・回線交換 → 専用回線を確保して通信
パケット通信は効率的ですが、遅延やジッタが発生する可能性があります。
■産業用途での活用
ロボット分野では、
・TCP/IP通信
・EtherNet/IP
・PROFINET
・クラウド接続
などにパケット通信が使用されます。
リアルタイム制御では専用プロトコルとの併用が一般的です。
■設計時の重要ポイント(プロ視点)
検討すべき要素は以下です。
・通信遅延(レイテンシ)
・ジッタ・帯域幅
・パケットロス
・QoS設定
特に重要なのは、制御信号と監視データの通信分離設計です。
安全信号は専用系統を推奨します。
■協働ロボットでの注意点
協働用途では、
・安全停止信号の即時伝達
・通信断時のフェイルセーフ
・冗長通信設計
が不可欠です。
通信品質が安全性能に直結します。




