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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Needle Gripper for Porous and Flexible Material Handling

ニ-ドルグリッパ-

ニードルグリッパーとは、細い針(ニードル)をワーク内部に刺し込むことで物理的に保持するロボット用エンドエフェクターです。

主に布地、フェルト、不織布、フォーム材、断熱材などの多孔質・柔軟素材の搬送に使用されます。

真空パッドでは吸着しにくい通気性のある材料や、形状が不安定なワークに対して有効な方式です。


■動作原理


ニードルグリッパーは、エアシリンダーや電動機構によって複数の細針を前進させ、ワーク内部に挿入します。

その後、針をわずかに傾ける、あるいは固定構造で引っ掛けることで保持力を確保します。


吸着ではなく機械的係止による保持のため、気密性に依存しません。


■ニードルグリッパーのメリット


・通気性素材の搬送が可能

・真空漏れの影響を受けない

・軽量ワークの安定保持

・高速ピッキングに対応

・複雑形状にも追従可能


アパレル自動化、断熱材搬送、クッション材搬送などで活用されています。


■真空パッドとの違い


・ニードルグリッパー → 物理的に刺して保持、多孔質材向き

・真空パッド → 吸着保持、気密性が必要


多孔質素材や繊維製品では真空保持が困難なため、ニードル方式が適しています。


■設計時の重要ポイント(プロ視点)


ニードルグリッパー選定では、以下を検討します。


・ワーク材質と密度

・針径と刺入深さ

・保持力と慣性力

・ワーク損傷リスク

・繊維抜けや異物混入リスク

・安全率の確保


特に重要なのは、ワーク品質への影響評価です。針痕が許容される工程かどうかを事前に確認する必要があります。


■協働ロボットでの注意点


協働用途では、


・針先露出時の安全対策

・接触リスク評価

・保護カバー設計

・ISO/TS 15066に基づくリスクアセスメント

が必須です。


ニードルは鋭利な部品であるため、人との共存環境では特に慎重な安全設計が求められます。

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