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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Multi-Finger Robotic Hand for Advanced Manipulation

多指ハンド(ロボットハンド)

多指ハンドとは、人間の手のように複数本(3本以上)の指を持ち、それぞれが独立または協調して動作する高機能ロボットハンドです。

単純な把持だけでなく、つまみ動作、回転操作、姿勢変更などの高度なマニピュレーションが可能です。

従来の2爪・3爪グリッパーが「保持」に特化しているのに対し、多指ハンドは「操作(Manipulation)」までを担える点が最大の特長です。


■多指ハンドの構造と制御


多指ハンドは以下の要素で構成されます。


・複数の関節機構(多自由度)

・サーボモーター駆動

・トルクセンサー/力覚センサー

・触覚センサー


各指が独立制御されることで、ワークの姿勢制御や微調整が可能になります。


高度なAI制御やフィードバック制御と組み合わせることで、人間の手に近い把持・操作を実現します。


■多指ハンドのメリット


・不定形ワークへの柔軟対応

・把持後の姿勢変更が可能

・精密組立工程に対応

・滑り検知

・力制御が可能

・高付加価値工程への応用


特に研究開発分野、精密組立、医療ロボット、次世代自動化ラインで活用が進んでいます。


■一般グリッパーとの違い


・多指ハンド → 高自由度・操作機能付き

・平行/3爪グリッパー → 単純把持・高再現性


量産ラインではシンプルグリッパーが主流ですが、高度作業や多品種対応工程では多指ハンドが有効です。


■設計時の重要ポイント(プロ視点)


多指ハンド選定では、以下を検討します。


・自由度数(DOF)

・把持力範囲

・制御インターフェース

・センサー有無

・応答速度

・重量(ロボット可搬質量への影響)


また、制御が複雑になるため、ティーチング工数やソフトウェア統合も重要な評価項目です。


■協働ロボットでの活用と注意点


協働用途では、


・接触力制御

・挟み込みリスク評価

・ISO/TS 15066適合確認

・非常停止時の挙動


が必須となります。


多指ハンドは接触点が増えるため、安全評価はより詳細に行う必要があります。

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