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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Insulation Class

絶縁階級

絶縁階級とは、モーターや電気機器に使用される絶縁材料が耐えられる最大温度を示す分類規格のことです。


モーター内部のコイル(巻線)や電気部品には絶縁材料が使用されており、温度が高くなると絶縁性能が低下し、最悪の場合は絶縁破壊による故障や短絡が発生します。

そのため、国際規格(IEC)やJIS規格では絶縁材料の耐熱性能を**絶縁階級(Insulation Class)**として定義しています。


絶縁階級はモーターの耐熱性能や寿命に大きく関係する重要な仕様であり、産業用モーターやサーボモーターの設計・選定時に確認すべき重要な項目です。


■主な絶縁階級


代表的な絶縁階級は次の通りです。

◆絶縁階級

◆最高許容温度

A

105℃

E

120℃

B

130℃

F

155℃

H

180℃

現在の産業用モーターではF種やH種が多く採用されています。


■絶縁階級の意味


絶縁階級は、モーターの巻線温度が許容温度を超えないように設計されていることを示します。


<例>

絶縁階級F 最高温度 155℃


つまり


  • 巻線温度

  • 周囲温度

  • 温度上昇


の合計がこの温度以内に収まる必要があります。


■モーター温度の構成


モーター内部温度は次の要素で決まります。


周囲温度 + 温度上昇 + ホットスポット=巻線温度


この温度が絶縁階級の許容温度を超えないよう設計されます。


■FA・ロボットでの絶縁階級


工場の自動化設備では次の装置で重要になります。

◆機器

◆内容

サーボモーター

高温運転

誘導モーター

長時間稼働

インバータモーター

高周波駆動

ロボットモーター

高負荷動作

特にインバータ駆動では温度上昇が大きくなるため、高い絶縁階級が必要になります。


■絶縁階級のメリット

◆メリット

◆内容

耐熱性能

高温運転可能

長寿命

絶縁劣化低減

信頼性

故障リスク低減

安定動作

高負荷対応

■注意点

◆注意点

◆内容

温度管理

冷却重要

過負荷

温度上昇

絶縁劣化

長期運転

適切な冷却設計と温度管理が重要です。


■まとめ


絶縁階級とは、モーターや電気機器の絶縁材料が耐えられる最大温度を示す規格です。


絶縁階級はモーターの耐熱性能や寿命に関係する重要な仕様であり、産業用モーターやロボットモーターの設計・選定で重要な指標となります。


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