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Inching Operation in Industrial Robotics and Machinery
インチング動作
インチング動作(Inching Operation)とは、ボタンを押している間だけ機械やロボットを低速で動作させる手動操作方式のことです。
スイッチを離すと直ちに停止するため、安全確認や微調整作業に適しています。
主に保守点検・段取り替え・金型交換時など、慎重な動作確認が必要な場面で使用されます。
■ジョグ送りとの違い
ジョグ送り→ 指定距離または連続微動
インチング動作→ 押下中のみ動作(デッドマン方式)
インチングはより安全重視の操作概念です。
■活用シーン
金型位置合わせ
ワーク挿入確認
センサー動作確認
原点近傍の微調整
異常復旧時の慎重動作
安全確保を優先する工程で活用されます。
■メリット
誤動作防止
作業者主導制御
安全確認容易
精密位置合わせ可能
保全作業では不可欠な機能です。
■設計時の重要ポイント(プロ視点)
検討すべき要素は以下です。
安全速度制限
押下監視回路
非常停止連動
安全PLC連携
インターロック管理
特に重要なのは、スイッチ離脱時の即時停止応答性能です。
遅延は重大事故につながります。
■協働ロボットでの重要性
協働ロボットでは、
人接近時の安全確認
微細作業補助
力制御確認
に活用されます。
人と設備が近接する環境では極めて重要な操作方式です。




