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Flange
フランジとは?
フランジ(Flange)とは、部品同士をボルト締結で固定・位置決めするための円板状の取付座で、ロボットでは手首先端の工具取付面を指します。エンドエフェクタを確実かつ高精度に取り付けるため、PCD(ボルトサークル)・ボス径・位置決め穴などの寸法が規格化されており、特にロボット分野では ISO 9409-1 が国際標準として広く用いられます。配管ではJISやASME規格に基づき、ガスケットを介して管同士を結合する用途でも使用されます。
フランジ設計では、厚み・座面平面度・面粗さ・許容モーメント・締結強度が重要で、精度が不足するとツールの取付誤差や作業精度低下につながります。また、繰返し交換が必要な現場では、センターボス(位置決め)やダウエルピンの有無が再現性・段取り時間に大きく影響します。エンドエフェクタの重量や負荷慣性に応じて、フランジ部の剛性が適切であることも必須条件です。
ロボット導入時は、フランジのPCD・穴数・ねじサイズ・ボス形状と工具側の図面が一致しているかを確認し、可搬質量や許容モーメントを満たすかどうかを総合的に判断します。フランジは、ロボットの互換性・作業精度・安全性を左右する極めて重要な要素です。




