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Electromagnetic Brake: Definition, Structure, and Role in Robotics
電磁ブレーキ
電磁ブレーキ(Electromagnetic Brake)とは、電磁力を利用して回転軸を保持・停止させる制動装置です。
ロボットやFA装置では、電源遮断時に軸を確実に止める安全機構として不可欠な要素となっています。
一般的なロボット用電磁ブレーキは、
無励磁作動型(スプリング保持)
励磁解除型
が主流で、通電すると解除、停電すると自動的にブレーキがかかるフェイルセーフ設計が採用されています。
構造としては、
ブレーキディスク
電磁コイル
スプリング
摩擦板
で構成され、コイルに電流を流すことで磁力が発生し、スプリング力に抗してブレーキを解除します。
ロボット分野では主に、
垂直軸(Z軸)
関節保持
停止時の姿勢保持
などに使われ、電源断や非常停止時でもアームが落下しないようにします。
特に協働ロボットでは、
人との安全共存
落下事故防止
メンテナンス時の安全確保
の観点から、電磁ブレーキは極めて重要です。
なお電磁ブレーキは制動用ではなく保持用として設計されるケースが多く、頻繁なON/OFFや動的制動はサーボ制御側で行われます。
つまり電磁ブレーキとは、
ロボットの停止状態を物理的に保証し、安全性を最終的に担保する“最後の砦”となる安全部品
と言えます。




