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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Default Gateway

デフォルトゲートウェイ

デフォルトゲートウェイとは、異なるネットワークへ通信する際にデータを転送する中継装置(ルーター)のIPアドレスのことです。

同一ネットワーク内では機器同士が直接通信できますが、別のネットワークへデータを送る場合は必ずデフォルトゲートウェイを経由します。


簡単に言えば、デフォルトゲートウェイは**ネットワークの「出口」**の役割を持つ重要な設定項目です。


例えば、社内LANからインターネットへ接続する場合、データは以下の流れで送信されます。


  1. PCや装置が送信先IPアドレスを確認

  2. 同一ネットワークかどうかを判定

  3. 別ネットワークの場合はデフォルトゲートウェイへ送信

  4. ルーターが目的のネットワークへ転送


この仕組みにより、異なるネットワーク間の通信が実現します。


■デフォルトゲートウェイの例

ネットワーク設定の例

項目

設定例

IPアドレス

192.168.1.10

サブネットマスク

255.255.255.0

デフォルトゲートウェイ

192.168.1.1

この場合、**192.168.1.1(ルーター)**がネットワークの出口となります。


■FA・産業ネットワークでのデフォルトゲートウェイ


工場のFAネットワークでは、デフォルトゲートウェイは以下のような場面で使用されます。


PLCと上位システム通信

MESやSCADAサーバーとの通信


リモート監視

設備データをクラウドへ送信


ロボット遠隔保守

メーカーによる遠隔メンテナンス


IoT接続

設備データのクラウド収集


例えば、協働ロボットやPLCのネットワーク設定では以下を設定します。


  • IPアドレス

  • サブネットマスク

  • デフォルトゲートウェイ


これにより、設備データを社内ネットワークやクラウドへ送信可能になります。


■デフォルトゲートウェイが未設定の場合


デフォルトゲートウェイが設定されていない場合、次の制限が発生します。

通信

状態

同一LAN通信

可能

別ネットワーク通信

不可

インターネット通信

不可

クラウド通信

不可

つまり、ネットワーク内部だけの通信しかできません。


■まとめ


デフォルトゲートウェイとは、異なるネットワークへ通信する際にデータを転送する「ネットワークの出口」となる装置(通常はルーター)のIPアドレスです。


工場のFAネットワークでは、PLC・協働ロボット・産業用PC・IoT機器などが上位システムやクラウドと通信するために重要なネットワーク設定項目となります。

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