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高精度協働ロボットのFAIRINO(フェアリノ・ファイリノ)

Collision Detection Protector for Industrial Robots

衝突検知プロテクター

衝突検知プロテクターとは、ロボットのエンドエフェクターやツール先端に取り付け、予期せぬ衝突や過負荷が発生した際にそれを検知し、装置やワークの損傷を防止する安全機構です。


主に溶接トーチ、レーザー加工ヘッド、スピンドルなど、高価かつ精密なツールの保護を目的として使用されます。


■主な仕組み


衝突検知プロテクターには以下の方式があります。


・機械式スリップ機構(一定荷重で分離)

・マグネット式保持構造

・センサー内蔵型(力/トルク検知)

・スイッチ式分離検知


一定以上の外力が加わると機構が解除され、同時に信号を出力してロボットを停止させます。


■導入メリット


・工具破損の防止

・ロボット本体の保護

・修理コスト削減

・ダウンタイム短縮

・安全性向上


特に自動溶接や加工ラインでは、衝突時の損害を最小限に抑える重要な装置です。


■クラッシュセンサーとの違い


・衝突検知プロテクター → 機械的分離+検知

・クラッシュセンサー → センサー検知のみ


機械的保護機能を持つ点がプロテクターの特長です。


■設計時の重要ポイント(プロ視点)


選定時には以下を検討します。


・許容荷重設定

・分離方向(全方向/特定方向)

・繰返し精度

・復帰方法(自動/手動)

・電気信号の信頼性


特に重要なのは、通常作業荷重と誤検知防止のバランス設定です。


過敏すぎる設定は誤停止を招き、生産性低下につながります。


■協働ロボットでの役割


協働用途では、


・接触時の衝撃緩和

・安全停止連動

・ISO 10218/ISO/TS 15066への対応


が重要になります。


衝突検知は安全機能の一部であり、リスクアセスメントと組み合わせた設計が必要です。

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