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Cable Wear Flex Fatigue
ケーブル磨耗とは?
ケーブル磨耗とは、繰返しの屈曲・ねじり・引張・擦れによって導体・シールド・被覆が劣化する現象のこと。ロボットや搬送装置では“可動回数×環境負荷”により進行し、断線・短絡・ノイズ増大・通信不良の主要原因となる。特に協働ロボットのように多軸が広範囲で動く機構では、外装ケーブルへの負担が大きく、磨耗管理が品質・稼働率の維持に直結する。
対策としては、最小曲げ半径の遵守、ねじり角の制限、ストレインリリーフの適切配置、ケーブルキャリア対応品の採用が基本。また、定期目視(ひび、扁平、粉化)や通信ログの監視による前兆把握も重要である。磨耗が進むと、センサー誤動作、外部I/O不良、動作停止などライン全体に影響が及ぶため、予防保全の対象として扱われる。
FAIRINO協働ロボットでは、内部配線化による外部ケーブルの最小化、ドレスパックとの取り回し最適化、ログ機能による通信異常監視など、ケーブル磨耗リスクを低減する設計思想を採用している。これにより、保全負荷と突発停止の発生を大きく抑えられる。




