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Harmonic Drive (Strain Wave Gear): Definition, Structure, and Role in Robotics
波動歯車装置(ハ-モニックドライブ)
波動歯車装置(ハーモニックドライブ)とは
波動歯車装置(Harmonic Drive/Strain Wave Gear)とは、柔軟に変形する薄肉ギアを利用して、高減速比・高精度・バックラッシ極小を 同時に実現する精密減速機構です。
主にロボットの関節(ジョイント)内部に組み込まれ、サーボモーターの高速回転を低速・高トルクかつ高位置決め精度に変換します。
基本構造は次の3要素で構成されます。
ウェーブジェネレータ(楕円カム)
フレックススプライン(薄肉可撓歯車)
サーキュラスプライン(剛性外歯車)
ウェーブジェネレータによってフレックススプラインが楕円変形し、歯の噛み合い差によって回転差が生まれる仕組みです。
この構造により、
バックラッシが極めて小さい
1段で高減速比(50〜160倍以上)が可能
コンパクトで軽量
同軸入力出力
といった特性を持ち、多関節ロボットや協働ロボットの標準減速機として広く使われています。
特に協働ロボットでは、
位置再現性
トルク制御性
低慣性設計
が重要となるため、ハーモニックドライブは安全性と精度を両立する中核部品となっています。
一方で、
過負荷に弱い
長期使用での弾性疲労
といった特性もあるため、用途に応じた設計と寿命管理が重要です。
つまり波動歯車装置とは、
ロボット関節の“精度とコンパクト化”を支える、現代ロボットに不可欠な精密減速機
と言えます。
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